車検で入庫いただきましたハイエースバンです。お客様より整備に必要なことはお任せしますとのことでしたので車検整備&その他各部の点検を行ったところATFの交換履歴が見当たりません。
そこで上抜きによるATFチェックがこれ
廃油を左の新油に比較してみました、まあ予想通りといったことでしょうか。お客様に状況と交換の必要性をご説明しながらお見積りを提示したところ快諾(喜)!早速作業にとりかかります。
まずはオイルパン内部の清掃、磁石に結構スラッジ付着してます、、、
ドロッとキテます、そしてオイル粘土ないっすね。
オイルパンとストレーナーを清掃、取付後規定量までATFを補充します。
新人整備士君によるトルコン太郎の接続作業の様子。彼は某ディーラーの工場長を経験してまして、とても手際が良く弊社の戦力となっております。
まずは1セット目を7リッターでセットしたらエンジンを始動しNレンジに入れて圧送式交換を開始します。
オイルパン組立後に約5リッターのATF新油を補充したので、開始直後ですが早くも廃油モニター〈一番右側)に赤い色が確認できます。
入れ替えが進む!
1セット目終了直後ですが左の100%新油に比べ若干にごりが確認できると思います。この状態でもよいと思いますが、もう1セット行いたいと思います。
良い色になりました!この後走行チェックを行いましたが、かなりスムーズに変化してました。これだけ違いがあるとたぶんお客様にも体感してもらえることでしょう。
来週はトルコン太郎による70系ヴォクシーのCVTフルード交換をしていきます。