車用後付けエアコン NEKPOKKA 12V DCエアコン ハイエース キャラバン その他全車種OK

タイトルの12Vエアコンの取付作業を業務として始めます。

夏の停車中の車内温度は50度以上になることも良くありますが、
車内で待機、休憩や仮眠をとる場合、冷房無しではとても耐えられませんよね。
駐停車中にエンジンかけっぱなしでカーエアコンを使うことを躊躇する場面もあると思いますので、
外部電源+後付けエアコンであれば、快適かつ騒音や環境にも配慮し、安心して車内エアコンが使用できます。

12Vエアコンは私の知る限り、すべて海外製のものばかりですが、
当店ではタイトルのNEKPOKKAというメーカーの12Vエアコンのみを対象として取付作業を受注します。

ことのはじめは2023年にお客様から車内エアコンについて相談があって、
これよさそうだからとエコフロー社のWAVE2というポータブルエアコンを導入し車内に設置してみました。

設置していざ電源ONしてみると、キンキンに冷えた風がでてきて、
おおーと感動したんですが
がしかし、それ以上に本体からの放熱で全く車内は冷えません。
そこで廃熱ダクトを使用して外に熱を放出したらよいだろうということで
試してみましたが、WAVE2本体がかなり熱を持つため車内の冷却にはほぼ効果がないという結果に。
さらにはエアコン本体が結露してしまい水浸しになるという弊害が発生し、1度の使用で却下するはめに。
お客様にはがっかりさせてしまいました。

このように苦労して吸気と排気のダクトを車内に加工したんですが
思った効果が得られませんでした。(WAVE2本体の画像なくてすみません)

そして次に候補に挙がったのがタイトルにある12V用のDCエアコンです。
調べたところ長距離トラックやバンコン、
キャブコンなどのキャンピングカーでは普通に使われているということで、
情報収集はかなりできます。しかし使ってみなければわからないということで
2024年に弊社所有のハイエースに導入して1年間テスト運用してみました。
大陸製ということで効果や耐久性に不安があったので、
約100時間の運用をして、使い勝手、冷却効果、連続運転時間、耐久性、不具合、
メンテナンス方法などを自分なりに調べてみましたが、発生した問題はほぼ
解決できましたし、多少の工夫をほどこせば思い通りに使えてとても効果を感じられるものでした。

最初は自分自身ではあまり必要性を感じなかったのですが、いざ使ってみると後には引けません(笑)
仕事上、車内待機や長距離運転が多いので、エンジンOFFでエアコンが使えることで
仕事効率あがったんじゃないかと思います。

今年は室外機の取付方法を含めた、数か所のアップデートしました。

またホースの処理の仕方や、エアコンガスの入れ方でかなり冷却効率が
アップできたので今年はさらに冷えることでしょう。

ちなみに弊社ハイエース搭載の12Vエアコンの電源は100W
ポータブル電源からコンバーターで12Vに変換してます。
コンバーターの廃熱が車内にこもらないような処理をしてます。
(これで冷却効率かなりアップ!)

弊社ではエアコン本体と電源の販売は行いませんので、
お客様自身で新品を購入して持込いただきます。
(取付に関わるショートパーツは販売いたします)
お持込いただいた後に、現車合わせで取付や加工を行うといった流れになりますので
個別にお問合せいただければと思います。

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