トルコン太郎(圧送式ミッションオイル交換)

さてさてこちら、「トルコン太郎」ですが、こまめにご依頼いただける当店の人気作業メニューとなっております。

ミッションのオイル交換はディーラーや他の整備工場ではほとんどお断りされます。
ディーラーでは新車乗換えを促すため(メーカーが交換不要とアナウンスしている)、
トルコン太郎をもっていない整備工場では技術的に不可というのが理由です。

各部のオイルはすべて交換が必要です。
なかでもミッションオイル交換の効果は
燃費アップ、変速ショックの解消、本来の加速性能を発揮などはっきりとわかる効果が表れます。
先日30プリウスでトルコン太郎を施工されたお客様は、平均燃費が5キロアップされたと報告がありました。

今回はトヨタスペイドの交換例をご紹介します。

オイルパンを開け、廃油を抜き取ります。

当たり前ですが汚れています。

オイルパンに3つの磁石がついてますが、鉄粉が付着してます。

ストレーナーは一体型なので新品交換します。

専用アタッチメントを取付て圧送を開始します。

左側がミッションに送り込む新品のオイル、右側がミッション内を通ってきたオイルで廃油として回収されます。

数セット合計約20リッター圧送した状態が下のモニターのオイルです。完全に新品オイルに入替わったのが目視できます。

最後にドレンからオイルを抜いて、モニターと同色のオイルが排出されるのを確認すると同時に、オイル量を調整します。実はこの最後のオイル量調整が最も大事なんです。この調整作業を間違うとある問題が発生します。とても大事な最終確認作業です。このあと念のため走行チェックして問題ないことを確認してご納車となります。

今月はもう一台ワゴンR(MH55S)の施工予約をいただいております。気になる方はお問い合わせください。